チェーンソーだけで丸太ベンチ作製!
2023年7月23日(日) 暑いが爽やかな晴れ
今日はチェーンソーを使って、自分の作りたい丸太ベンチ・イスを作製(中)しました。未完成でしたが、続きは次回に持ち越しです。
〇場所 :久野渓畔林
〇参加者 :赤木、森山、藤崎、小清水、山本、小野寺 計6名
〇作業時間:8:15~13:30 10:50休憩 12:30昼食
〇作業内容:
赤木さんの準備体操で体をほぐし、本日の作業場の選定に向かいました。広範囲に間伐した効果もあって林は
良い具合に光が入り、下草の背丈が伸びてきました。
適当に日陰もあり爽やかな、この場所で作業することにしました。
今回は、事前に自分の思い描いた作品を考えてきました。図面も書いて、みんな作る意欲満々です!
チェーンソーのキックバックと熱中症には十分注意して、作業時間は10:00から2時間、11:00には休憩をとる予定で開始しました。
これまでに間伐した材山からちょうど良い丸太を探し、どのようにチェーンソーを使うか、みんなが考えました。
完成の一番乗りは藤崎さんでした。もくもくと作業し、30分位で、座面を平らにするためフリーハンドで削った座面
丸太の、脚丸太に載せる下接地面を円形に削り、脚丸太に載せたベンチの完成です。
まっすぐチェーンソーを操るのが難しい!課題が見えたようです。2脚目も順調に作製進みました。
次は森山さんです。座面丸太の皮むき工程から入っていきました。同じく脚丸太に載せる座面丸太の下接地面
をチェーンソーで円形に削り取り、脚丸太に載せました。載せた座面と脚をカスガイで固定した安全も考えた
ベンチです。森山さんは既に設置済みで、渓流沿いの散策路にとても似合っています。
赤木さんはこれまでのベンチ作りを生かした設計で丸太を1/4半割を背もたれ、3/4半割を座面にしたベンチを
考えています。背もたれの強度が難しいので、まずは小さいモデルを作成して、慣れてから本番を作成する
ことにしました。Φ20cm程度の丸太で座面長が50cm位で座面を作り始めました。指金で1/4半割線を入れて、
丸太の上下から線に沿ってチェーンソーで切り込みますが、切れ目が合いません!チェーンソーを
まっすぐ操るのが難しい。何事も経験です!
山本さんと小清水さんは同じような丸太チェアを考えていたので、2人ペア協力し合ってそれぞれ作業し、
Φ20cm位の丸太を使ってミニチュアチェアを作ってから本番を作製することにしました。
丸太の一部を切り取って背もたれ部を作るのですが、その書いた線に沿ってチェーンソーを扱うのが難しい。
材をサイズに玉切りしてから実施しようとすると丸太の固定が難しい。長い丸太のままで、背もたれ部を
切り取ってから所定の長さに玉切りする等の手順を考えると、作業しやすいのでは!?
作業工程を事前に考えることも作業性、安全性に繋がります。
今回は普段の間伐とは違って、チェーンソーのみを使って、丸太のベンチ等を作る試みでしたが、
チェーンソーの切れ(目立て)、扱いの慣れ、作業手順等が作業のやり易さに繋がり、今後の伐採作業にも
役に立つというのが、みなさんの意見でした。また、手順が大切とは料理のようだとの意見や、
自分でつくるとモノづくりの楽しさが湧いてきたとの意見もあり、とても楽しい一日となりました。
作業終了後、久野倉庫でチェーンソーの整備を行い、お昼を食べました。
また、小林さんが作られた採りたて野菜の特別プレゼント(ナス、トマト、ゴーヤ、シシトウ)が、森山さんからは
ニューサマーオレンジのプレゼントがあり、収穫の一日でもありました。
ありがとうございました。そして、ご馳走様でした!
記:小野寺
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